無から有を生むを身に付ける
経営再建が必要な経営者は、「無から有を生む」という考え方を身に付けることが大切です。
無から有を生むとは、なにか?
商売は、「無」(0円)でできることをとことんまでやりつくし、「無」というものを使いこなせるようになって初めて「有」を使うことができるのではないかと思います。
例えば、0円でできること・・・笑顔、挨拶、接遇、掃除、言葉遣い、などやれることは沢山あります。
この0円でできる「無」というものをやり尽くして、「有」が活きてくるのだと感じています。
経営再建が必要な経営者は、「無」でできることをとことんやらずに、「有」の方をやりたがる傾向にあります。
お金を掛けて広告宣伝や設備投資などをすれば経営再建ができるという考え方です。しかし、お金を掛けて広告宣伝を行い顧客が来ても基本的なこと(笑顔、挨拶、接遇など)が出来ていないため、結局は、リピーターにならないので「有」を活かすことができず、お金が「無」に戻ってしまう場面を見ることがあります。
「有」を使うには、少しお金の使い方の勉強が必要のようです。
まずは、お金を掛けずに「無」を使う=工夫をする(知恵を出す)ことが経営再建のカギになるかもと思います。