経営再建に成功する人・失敗する人の違い

経営再建を支援して様々な経営者に出会います。

私も経営再建の先導役として丸4年突っ走てきました。

創業したばかりの時は、「中小企業の社長全員を助ける!」

と意気込んで突っ走りました。

しかし、様々な再建案件に取り組んで今さら気付いたことがあります。

それは、「全員を助けることができない」ということです。

この言葉は、少々寂しいというか自身が非力のように感じ否定し続けてきました。

今までの取り組みを冷静に分析すると、経営再建に成功する・失敗するというのには

ある共通点があることにたどり着きました。

それは、

「とにかく速さにこだわり、行動しながら多くの事を考え、意思決定を繰り返していく」ということです。

その結果、選択肢が増えていくことでチャンスが出てくると感じています。

経営再建に成功する経営者は、スピードがあります。

こちらが提案したことについて、

「まずやってみる」

提案後すぐに行動を起こす経営者です。

 

経営再建に失敗する経営者は、じっくりと考えるというのが常のようです。

考えようとすると、また次の問題が勃発して提案したものについては考える余裕などなくなってしまいます。

「スピードが遅い」・「行動しない」のが特徴です。

それで、口癖は「時間が無い」です。

 

這い上がるには「スピード」、変化に見合う「行動」が必要のようです。

「人間には時間が限られている」ということを気づくかどうかです。

気づいたら、まず第一歩を踏み出すことです。

経営再建に取り組もうとしている社長さん「スピード」と「行動」が大事だと

気づくきっかになればと思います。