決算書が解らない理由

中小企業の経営者や個人事業主が良く言われる言葉です。

それは、「決算書が読めない!・・・」

その理由を解いていきたいと思います。

中小企業や個人事業の決算書は、何のために作成していますか?と尋ねると「税務申告」のためと答える

経営者は意外と多いのです。

つまり、「決算書」という書類を見るのは1回という経営者もいるようです。

さらに、経営者に多いのが決算書が読みにくいという意見もあります。

それは、当たり前かもしれません。

理由は、決算書の構成、ルールなどは経営者が経営に活かせるようなつくりになっていないからです。

法人(会社)の決算者は、

債権者や株主などに報告するための書類という意味合いが深いため「会社法」という法律で決められています。また、会計という規則で作られています。

個人の青色決算書は、確定申告の時の税金を計算しやすいように「税法」という法律で決められています。

要するに、経営判断や戦略を立てるという観点から決算書ができているという考え方ではないようです。だから、経営をする者からみれば読みにくくなっているのです。