はじめまして、
株式会社 Next Move 代表取締役 鏡 仁(かがみ ひとし)と申します。
私は、東北では数少ない・山形県ではたった一人の認定事業再生士であります。事業再生や経営再建の現場では専門的な知識と知恵が求められます。中小企業診断士や税理士のように資格がなくても事業再生や経営再建ができますが、専門性が常に問われるため知識と知恵がない者に再建の先導役を任せることは経営者に不安を与えることがあると思い、「認定事業再生士」という事業再生の唯一の資格を取得しました。そのため、経営再建や事業再生に挑む時の「助っ人」としての役割を担うことができます。
経営再建や事業再生の現場で社長の助っ人として共に考え行動する活動をしています。その活動の中で、私自身「再生」をどのように捉えているか?ですが、「経営としてやるべき当たり前のことを実行する。」ということです。単純ですが、数多く再生現場をこなし目の当たりにしてきた答えです。
「経営としてやるべき当たり前のこと」、この基本動作を怠ると次第に健全な経営状態から軌道が外れていくことになります。軌道から外れていくことに気付くことが鈍ってくると、症状が悪化し、事の次第では外科手術が必要なくらいに至ることもあります。この経営の基本動作を継続するということがいかに難しいかです。経営の苦境から抜け出すために経営者は悩みます。しかし、社長自身が変化を恐れ、変容できないことや避けてしまうことで症状を放置することを何度も目にしてきました。
そのため、当社のモットーは、「経営者の心に寄り添う」ということに重点を置いています。経営再建の成否は社長の心理状態に大きく左右されます。それは、会社を引っ張っていく社長の心が不安や恐れで一杯の中で行動は消極的なものとなり悩むだけで行動に移せないことがあるのではないかと感じています。これは、相談できる人や社長自身・会社の状態を客観視してくれる者がいないためです。そのため、私は社長と二人三脚で共に歩みながら段階に応じて次の一手を講じる先導役としての役割を果たすことを信念として取り組みをしています。